失語症記念館
友からの便り2004年

あいさつ皆さんからのお便りをご紹介します。あいさつ

7月20日:和田(正)さんからの便り、写真は和田(博)さんの提供
 長岡の和田正義です。

 新潟県の豪雨被害、ご心配を いただきありがとうございます。
僕の住んでいるところは『中之島町』の 隣です。雨は強く降りましたが被害は なかったです。

 7月11日『中越失語症友の会・あゆみの会』20周年記念事業“失語症者と語ろう”は長岡社会福祉センターで約70名の人の参加をいただき盛大に行われました。当日はこの会の発足当時からご尽力をいただき、ご指導をいただいている長岡中央綜合病院 言語聴覚士 目黒文先生に和田博会長より感謝状を贈呈させていただきました。

 失語症をより理解いただくため「失語症について」目黒先生からわかりやすく、お話をいただきました。また、坂井先生の応援をいただき『ことば』の不自由な方とのお話のコツと題して話されたコミュニケーションについて、とっても勉強になりました。

 交流会では各グループにわかれ会員も6月の例会で作成した自己PRカードを活用し、積極的にお話し現状を訴えたと思います。非常に有意義な一日でした。
和田正義さん司会で開始 和田博会長の挨拶 会場の風景
来栖さん開会挨拶 目黒先生に感謝状お渡す 目黒先生と坂井先生の『ことば』の不自由な方とのお話のコツ
 
7月19日:佐藤さんからの便り
 盛岡失語症友の会の事務局を担当しているSTの佐藤です。
  なかなかメールできず、すみません。
  今年の4月から勤務先が変わり、新しい職場で若いスタッフと一緒に言語臨床、地域での仲間づくりに励んでいます。
  岩手県の失語症友の会もが盛岡、一関、花巻とようやく3つになりました。

  盛岡失語症友の会では、7月17日(土)、スキー場で有名な安比高原に日帰り旅行をしてきました。
  予定していたゴンドラ遊覧は雨のため中止し、昼食会場のホテルの一室を借りて自己紹介等をしてから、ちょっぴりおしゃれなランチをいただきました。
  その後温泉入浴をして、ふうせつ花という水や原材料などにこだわったお豆腐屋さんで試食をしたりお土産を買って帰ってきました。
  みなさん、岩手のお豆腐はとってもおいしいですよ。

  10月2日(土)は仙台の失語所友の会「ひだまり」の皆様と仙台市泉区にある泉ケ岳温泉「やまぼうし」で一泊して交流会を行なう予定です。
  今後は各地の失語症友の会の皆様と交流の輪を広げていきたいと思っています。
ではまた。
 
7月18日:桜井さんからの便り
 山形の桜井勇です。
  デイサービス「言葉の翼」の桜井からご案内します。

7月27日(火)、NHK総合テレビ「生活ほっとモーニング」(8:35〜10:00)があります。
その中で「ドキュメント再出発!」(9:30〜9:55)にデイサービス(言葉の翼)の利用者さんが出演することになりました。
大きな事件事故がない限り、放送すると思いますのでぜひご覧下さい。
 
7月13日:中村さんからの便り
 今月の例会は「足をのばそう会」 (当たりもしない台風予報を真に受けて一月延期してしまいましたが・・・)

 玉名郡南関町を訪れました。植木町や、三加和町の名所や特産品を思い出しながら高速道路を走り、南関町に着いてからは車窓で大津山公園を眺め、辺りの山々を見渡すことの出来る高台に立つセキヤヒルズで食事をとりました。

  牛深出身の実習生を中心にハイヤ祭りの踊りの披露あり、中村、田崎STは植木町出身の演歌歌手島津亜矢さんが歌っている熊本をテーマにした歌「思い出宝箱」の熱唱あり、松岡さんのプロ級の歌の披露ありと大変もりあがりました。

 温泉を楽しんだり、買い物を楽しんだり、とても楽しい研修旅行になりました。

熊本託麻台病院 言語聴覚療法科 中村雅己
 
7月11日:後藤からの便り
 選挙に行ってきました。暑〜い!
 帰りに駅前の丸井に寄ったが、まだ開店前なので50分程コーヒーを飲んで時間を調節し 、買い物をして帰った。
 午後から崩れるよと云われていた天気が、予報通り俄かに曇ってきて雷がとどろき大粒な雨が降り出した。雨が上がると、ひんやりした風が流れてきた。
 変わり目かな ・・・。いや、梅雨明けになるに違いない。
 
7月7日:森川さんからの便り

        千葉市  森川隆二です。

 山本弘子先生の言葉に触発されて書き始めました。
 [家族]さん初めまして。
 1998年9月.脳内出血.69歳の失語症者です。

 未だ入院中と言う事ですが、転院は何回ですか?
 一つの病院で1年以上?

 質問に対するイエス.ノーが、首の立て横で出来るのは、ご家族の方にとって何よりです ね。
 お父さんとって、自分の意志とは違う返事が返ってきたりすると、もの凄いストレスにな ってしまう事は仕方ないことです。
 私も妻の返事に何回も首を横にふり、最後はベッドの上で暴れた記憶が何回もあります。

 家族とのコミュニケーションは、お互い比較的楽です。
 ご家族以外の方とのコミュニケーションは、患者さんにとって大変な重労働ですが、出来 れば早く退院され、家庭生活の中でリハビリをされ、少しずつ表に出る様になられる事を 祈っています。
 私は家に帰る事により、気持ちが前向きになった事を思い出します。
 ご家族にとって、障害者が家の中にいると言う事は大変ですが、ご家族の方々も、その事 を早く受容される事を願って止みません。
 ご家族が食事の話題にのせると言う事は、それが出来ているのだなあと感じました。 万歳です。
 本人が障害に対して、受容出来るのは長い時間が必要ですが。
 お住いの近くに、失語症者の仲間の集まりがあれば良いのですが...。
 仲間に会うのは元気を貰えます。
 でも、頑張らないように!ご家族もです。
 お元気で!
7月6日:山本さんからの便り
 [家族]さん、はじめまして。
 多摩老人医療センターST山本です。

 御入会心より歓迎いたします。
 お父様のこと、御心配ですね。
 昨年4月の発病で現在もまだ御入院中なのでしょうか。

 一番身近な「家族」とのコミュニケーションが良好に取れるかどうか、(何でもうま く伝えられるかどうかという事でなく、言葉は充分でなくても気持ちが通じ合えるか どうかということです。)という点が、重要なことではないかと思います。

 様々なハードルはあるかと思いますが、少しでも早くお父様がご自宅に帰れるといい ですね。

 またどうぞメールを出してください。

 皆さんも[家族]さんにご自分のお話を聞かせてあげてくださいね。
 では。
  
7月5日:[家族]さんからの便り
 はじめまして。
 [家族]です。
 昨年4月、75歳の父が脳出血で倒れ、右麻痺の一種一級の全失語になりました。
 現在まだ病院に入院中で、言語訓練をしています。
 簡単な事は言ってることは分かるようです。
 こちらで質問をして何度か確認すれば、うなずいたり横に振ったりでのコミュニケー ションをしています。
 自分では言葉は出ませんが、簡単な挨拶程度の事は、復唱のようなかたちで少し言う ことが出来るようになりました。現在は絵を見て漢字を三択で選んだり、歌をうたっ たり、日付や名前を書いたり言う練習をしています。
 自分の思っていることが、相手に伝わらないことにイライラすることがあるようです が、 それでも、以前よりはコミュニケーションが何とか成り立ってきました。
 今でもなんだったのだろうと、家族であれかなあ、これかなあと夕飯の話題になって います。

 まだこれから、長い道のりですので、いろんな情報が欲しくて、こちらに入会をした 次第です。
 よろしくお願いいたします。

**入会:「失語症電子メールの会」**


backへ
back

目次へ
目次へ

indexへ
next


設営者:後藤卓也
設定期間:2001年3月15日〜2001年12月31日
管理:有限会社ベイゲット
Copyright © 2001 author. All rights reserved.
最終更新日: 2009/11/18